前回に引き続き、ZenPad 7.0 (Z370C) のレビューを書いていく。
今回は、1ヶ月程度使って分かってきた ZenPad 7.0 の使用感について。
性能はぶっちゃけいまいち
1ヶ月使って、使わなくても分かることかもしれないが、性能は正直物足りないと感じる。
何かにつけて動作がモタモタするというか。Chrome 起動に0.5秒くらい掛かるとかそういうの。
ZenPad 7.0 のスペックそのものは公式ページを参照されたし。
みんな大好き Antutu ベンチマーク的には、20000点弱くらい。これは Nexus 7 (2012) とドッコイな感じ。
そりゃーいまどきの OS 乗っけていまどきのアプリを動かせば、重たく感じるのも無理はないかな、と。
とはいえ、1万円台で購入できるタブレットであることを考えると妥当とも思える。
逆に言えば、性能をそれほど必要としない使い方をする分には問題にならない。
なので、 「この使い方をすれば快適」 というのを今回は紹介していく。
Web ブラウジング
いわゆるネットサーフィンをする分には、それほどストレスを感じることはなかった。
※ ページが重かったらキツイ。
普段は 5 インチのスマートフォンを使っている私であるが、
やはり画面が大きいほうが文字も見やすいし、目にも優しい。
スマートデバイスの主な用途がネットサーフィンの方はかなりいると思うが、
そういう用途では使用に耐えうる、むしろ快適、となるんじゃないかと。
Yahoo を表示してみた様子。画面が広いため表示できる情報量は多い。
電子書籍
16:9 の画面なので電子書籍には若干不向きかもしれない(画面上下に黒帯が出てしまう)が、
これもやはりスマートフォンの 5 インチ前後の画面で見るのに比べれば、見やすさが雲泥の差である。
漫画も読みやすい。スマートフォンだと読む気が起こらなかったが、これならイケる気がする。
フォトビューア
写真をタブレットで見るのは定番かもしれないが、やはり大きめの画面で見るのは良い。
昨今のスマートフォンは高解像度な写真も取れるし、Google フォトの同期を活かして、
撮るのはスマホ、見るのはタブレット、みたいにしていくスタイルもオススメ。快適です。
写真を表示してみた様子。とても見やすい。かわいい。
大きさが手頃なので電車内でも快適
上記の用途は、私の場合は主に移動中に行うことになるのだが、
前回の記事で触れたように、7 インチという大きさが手頃で持ちやすく、電車のお供してとても優秀。
ついでに ZenClutch で滑りにくいこともあり、片手運用も可能。片手つり革でも大丈夫。
FEP は ATOK
実は ATOK がプリインである。常日頃から ATOK ユーザである私にとってこれは朗報。
というか ATOK 買っているのでプリインじゃなくても良かったんだけど。ATOK オススメ。
これは ZenPad のレビューではない気もするが、ATOK プリインの ZenPad オススメ、ということで。
電池のもちは普通
そこかしこの記事で Z370C はバッテリーのもちが悪い、と言われているような気がするが、
やたら電池を食うような使い方をしない限り、充電しないで丸一日はもつ程度には動いてくれる。
私にとってこれは十分なので、バッテリー面で特に不満を感じることはなかった。
ということで
使い方が間違っていなければ(変な期待を持たなければ)、性能がいまいちとはいえ、
十分快適に使っていけるポテンシャルを持っているという印象でした。
今回はこのへんで。… 次回はだめな使い方を紹介していく。