何が原因かハッキリしていないが、Linux をアップデート (パッケージの更新という意味) したときに
日本語が入力できなくなることがあった。
起きたこととしては、
- firefox 上では日本語入力可能 (direct input と日本語のトグル可能) 。
- Slack、chromium の上では日本語入力できない (direct input のみ可能) 。
環境は、
- Manjaro Linux (2016年12月あたり)
- fcitx を使用
- 日本語入力は mozc
方々ググって対処法を見つけたのでメモ。
dconf Editor で設定を確認し、必要に応じて修正する
dconf Editor を開き、以下の設定を確認する。
/org/gnome/settings-daemon/plugins/xsettings/overrides
を参照する- 値に
{'Gtk/IMModule': <'fcitx'>}
が入っているかどうか
コマンドラインから確認する場合は以下のように入力する。
$ gsettings get org.gnome.settings-daemon.plugins.xsettings overrides
# (期待される出力) {'Gtk/IMModule': <'fcitx'>}
入ってなかったら、上記の値をコピペして設定する。
コマンドラインから設定する場合は以下のように入力する。
$ gsettings set org.gnome.settings-daemon.plugins.xsettings overrides "{'Gtk/IMModule':<'fcitx'>}"
当方の環境ではこれで日本語入力ができる状態になった。
参考サイト
- Fcitx - ArchWiki (日本語版)
- 「Ctrl+Space が GTK のプログラムで機能しない」の項を参照。