令和における家電の「三種の神器」のひとつであるところの食洗機を導入しようとしている。令和における家電の三種の神器というのは、衣類乾燥器、ロボット掃除機、そして食洗機であるらしい。へぇー
Amazonだかビックカメラだかで発注して設置してもらってハイ終了、やったね!ってなる想定だったのだが、なかなかこの食洗機、入れるまでが大変そうなことが分かってきた。長いバトルになりそうなので、バトルログを書いていく。連載である。
2024年2月に子が生まれたこともあり、家事をちょっとでも時短したいという欲望が自分にも妻にも出てきたというのが端的な理由である。あと冬場は洗い物で手が荒れるみたいな地味に鬱陶しい現象を回避したいという理由もある。
結論からすると我が家には「置くタイプの食洗機」しかチョイスできないことが分かってきた。
食洗機には置くタイプとビルトインするタイプがある。デカい食洗機がほしい。ちまちま洗っていたんじゃ逆に不便になりそうな気がしているためである。デカいのがいいんだ。するとビルトインが良いっていう話になりそうである。ビルトイン、つまりキッチンまわりの「引き出し」がそのまま食洗機になっちまうというやり方である。概ね、置くタイプより容量が大きい。
しかし後付けのビルトイン食洗機なんて導入可能か?という疑問があった。やれたとしてもそれなりに工事が必要かも?ということで東京ガスの方においでいただいて「我が家のキッチンにいまからビルトインの食洗機が入れられるか?」というのをジャッジしてもらった。結果は「NG」。ビルトイン食洗機は大きさの企画がだいたい決まっていて、それに収まるような引き出しがついてなければ導入不可能であるとのこと。我が家のキッチンの引き出しはなんかやたらデカかった。ビルトイン食洗機には不適合。まあ分かる。理解した。やむなし。
ということで置くタイプの食洗機から選択しよう、ということになった。東京ガスの方にはお帰りいただいた。ありがとう。
置くタイプの食洗機をチョイスしていく。置くタイプの食洗機にも色々タイプがある。水をどこから調達するか、というので「タンク式」と「水栓から取る式」が存在する。タンクを使うやつは前もって水を補充しておいた状態で食洗機を動かす。水栓から水を取るやつは、使うときに自動的に水を調達してくれる。後者のほうが世話なしである。当然後者のものを選ぶことをファーストチョイスとしていく。
さて、水栓から取るってどういうことか。これは典型的には「水道の蛇口の根本のあたりにアタッチメントをつけて、水を分岐できるようにする」というやり方で実現するようだ。これを実現するためのアイテムが「分岐水栓」と呼ばれるブツである。これを購入して蛇口にくっつけることで (ちょっと工事じみたことをする)、水道を二股に分けられるようにするという寸法。
ただ、分岐水栓というのも色々あって、我が家で使っている蛇口に適合するものを調達しないといけない。蛇口の型番を入れると適合する分岐水栓を探してくれるサイト (https://sumai.panasonic.jp/dishwasher/bunki/search.html) なんかもあったりする。
それで、実はこの世の中には「適合する分岐水栓がない蛇口」というものが存在している。どうも我が家の蛇口、現存する分岐水栓で適合するものが存在しない模様である。先述の Panasonic のサイトを使ってみたり、ナニワ製作所さん (分岐水栓を作っている製造メーカー) に問い合わせてみたり、なんなら蛇口 (いまさらだが正式には水栓金具と呼ぶ) の販売者であるところのクリナップさんにも問い合わせてみたりしたので、それなりの確度の情報だと思う。手は尽くした。
ちなみにシンクに穴をあけて水栓コンセントを導入するというやり方もあるようだが、ちょうどいい感じに穴を開ける場所がないので、こっちのやり方はいったん考えていない。
食洗機を導入するためには「アース付きコンセント」が必要であるようだ。しかし食洗機を置きたい場所の近辺にはアース付きのコンセントがない。つまり?コンセントをアース付きにするような工事が別途必要になるっていうことな気がしている。っていうかそもそも食洗機を置きたい場所の近くにコンセントがないのだが?コンセントを増やす必要があるんでは?
我が家に食洗機を導入するまでには、以下の工程が必要そうである。
3つは工事が必要そうか。大変すぎない?どんだけ時間かかるんだろ。タンク式、充電式、みたいな食洗機を使えばこのへんの工事は省略できるのだが面倒な日常にはしたくないし……。工事はそれぞれ業者が異なる可能性もありそうで、たいへん面倒そうな雰囲気が漂っている気がしている。長い目でみたらガチで導入しておくべきか。うーむ。
食洗機そのものはビックカメラで (ポイントを使いつつ) 購入しようと思っていた。ので、それにかかる工事もなんとなくビックカメラさんにお願いしようと思っていた。いったん「現場」を見てもらってお見積りをお願いして、ついでに蛇口のまわりもどうにかしてくれないか聞いてみようと思う。たぶん蛇口をどうにかするのはサポート対象外な気がしないでもない。お見積りは来週の週末に予約した。予想外にすんなり入ってくれることを願ってやまない。
つづく
最近は目がかすむのでデカいスマホじみたものが欲しかったんじゃよ
ということで Android なタブレットを購入してみた。5万円そこそこの Xiaomi Pad 6 である。いわゆる中華タブレットであるが、少なくともカタログ上はそれなりにハイスペックであり、YouTube なんかを調べた限りにおいてはまあまあ評判も良さそうな一品である。利用目的はツイッター見たり Kindle 見たりちょっとウェブをさまよってみたりと、かるーい使い方をする想定である。Xiaomi Pad 6 はむしろこのユースケースに対しては過剰スペックとも言えるかもしれない。
以下、半日ほど使ってみた感想。
Kindle は大画面で文字が読めるので大変よい。これだけで買ってよかった感ある。特にオライリーの技術書みたいな固定レイアウトの本がしっかり読めるというのが大きい。雑誌も読めるぞ…!
ツイッターはタブレットに最適化された UI じゃなくてスマホと同じ見た目がデカい画面に広がるだけであることを知った。まあそれはそれで見やすいから良いんだけど、もうちょっとこう、タブレットのデカさを活かした UI であってほしかった。ツイッターのタブレット向けは何年もこういう UI なのかな?だったらもはやこれから対応されるのも望み薄なのかもしれないね。
Android タブレットに外付けキーボードをつなぐことでなんちゃって PC っぽい環境を構築することをちょっと期待していた。実際に外付けキーボードをつないでみたところ、まあまあちゃんと動く。ちゃんと動くんだけども、どうやら入力切り替え (日本語と直接入力を切り替えるやつ) をはじめとして、いろいろあんまり気持ちよく入力できない要素があることが分かってきた。
そんなわけで、何か書き物をするっていうときにはおとなしく使い慣れた PC でやるのが丸いということを思い知った。とはいえ Surface Go みたいなものを選ぶと今度はタッチでの操作が不愉快になりそうでね。なかなかままならぬものである。Windows 版の Kindle アプリがだいぶ渋いという一面もある。
GitHub Codespaces に ssh で侵入し、Vim を用いたコーディングを行うというのが最近の自分の開発スタイルである。このやり方をする分には入力切り替えも ESC もそこまで登場しないので不便を感じにくい。範囲選択も Vim の機能を使えば済む。やっぱ Vim なんだよな
外付けキーボードを用いた入力まわりについて先述のような不満があるものの、とはいえやはり外付けキーボードはフリック入力をするより何倍も速く文字を入力できる。快適。しかしやや特殊な入力環境な気もしていて、慣れてしまうと普段の業務に影響してしまうかもしれない…。しかしまあ ESC だけはまともに効いてほしかった。それ以外は大丈夫。
この記事もひとまず Xiaomi Pad + 外付けキーボードで書いてみた。スマホではここまで長いものを書く気にはならなかっただろう。うむ、やれんことはない。不満はあるが悪くはない。
前回に引き続き、ZenPad 7.0 (Z370C) のレビューを記事にする。
今回は、1ヶ月程度使って感じた ZenPad 7.0 に対するフラストレーションについて。
つまりイマイチな点に触れていく。
感触良い点については前回の記事で触れているので、ぜひそちらも見てね。
これはもしかしたら初期不良の類かもしれないが、とにかくタッチが微妙である。
「一度タップしたのに効かなかったのでもう一度タップしてみる」、みたいなことがしょっちゅうである。
あとはロングタップ、いわゆる長押しであるが、これがとても不安定である。
一点をタップし続けているにも関わらず、タップ位置がぐらぐらずれてしまったり。
長押しに関しては、何度かトライしているとそのうち成功したりするが、かなり気を使わなければならないのが残念なところである。
※ ネット上のレビュー記事を見ていると同様の報告は見当たらなかったので、、、私が持っている端末限定の現象の可能性もある。
性能の問題であろうが、比較的高ビットレートな動画の再生には耐えられなかった。
カクカクになったり、音だけ進んで絵がついてこない、等の現象が起きるケースがあった。
16:9 の画面は動画再生には良いので、この点は仕方ないと思いつつ、若干の残念感はある。
ちなみに、ニコニコ動画のエコノミーならいけます。
こちらもお察しいただけるかと思うが、昨今のぐりぐり 3D が動くようなゲームはほぼ動かないと言っていい。
タブレット界隈のベンチマーク的な存在である○ ○マスターとかも一応試してみたが、、厳しかった。
そういうのをプレイしたいひとには本当にオススメ端末なので、注意されたしである。
極軽い処理で済むゲーム、将棋とかそこらへんだろうか、であれば動作すると思われる。
これは不満点とはちょっと違うが、惜しいと思う点。
SIM が挿さらないので、ネットワークに関しては WiFi での運用となる。
移動中のネットワークに関しては、スマホのテザリングか何かで解決してあげる必要がある。
とはいえ、SIM を使いたかったら、SIM が挿せる ZenPad 7.0 (Z370KL) があるので、
そちらを求めるのが正しい。ちなみに性能も Z370KL のほうが若干良い模様である。
3つの記事にわたって、ZenPad 7.0 (Z370C) の見た目、良いところ、いまいちなところについて記事にした。
性能がいまいちだったり SIM が挿せなかったりという不満点はあるものの、
値段が安いため、用途がバッチリ合えば非常にコストパフォーマンスの高い良機種であると思う。
個人的には、引き続き使い倒してやろうと思っているので、また何か気づいたことがあれば記事にしようかな、と。
前回までの記事で紹介できなかった画像をそえつつ、今回はこのへんで。
ZenPad 7.0 with ZenClutch 開いてみたところ。片手で持つのに手頃な大きさのタブレット。
ZenClutch は渋め。「ASUS COLLECTION」と印字されている。渋め。
側面。電源ボタンとボリュームボタンが配置されている。カバーつけてしまうとちょっと押しにくい。
ただ、カバーあければ自動でスリープ解除になるので、あまり押す機会はないかも。
前回に引き続き、ZenPad 7.0 (Z370C) のレビューを書いていく。
今回は、1ヶ月程度使って分かってきた ZenPad 7.0 の使用感について。
1ヶ月使って、使わなくても分かることかもしれないが、性能は正直物足りないと感じる。
何かにつけて動作がモタモタするというか。Chrome 起動に0.5秒くらい掛かるとかそういうの。
ZenPad 7.0 のスペックそのものは公式ページを参照されたし。
みんな大好き Antutu ベンチマーク的には、20000点弱くらい。これは Nexus 7 (2012) とドッコイな感じ。
そりゃーいまどきの OS 乗っけていまどきのアプリを動かせば、重たく感じるのも無理はないかな、と。
とはいえ、1万円台で購入できるタブレットであることを考えると妥当とも思える。
逆に言えば、性能をそれほど必要としない使い方をする分には問題にならない。
なので、 「この使い方をすれば快適」 というのを今回は紹介していく。
いわゆるネットサーフィンをする分には、それほどストレスを感じることはなかった。
※ ページが重かったらキツイ。
普段は 5 インチのスマートフォンを使っている私であるが、
やはり画面が大きいほうが文字も見やすいし、目にも優しい。
スマートデバイスの主な用途がネットサーフィンの方はかなりいると思うが、
そういう用途では使用に耐えうる、むしろ快適、となるんじゃないかと。
Yahoo を表示してみた様子。画面が広いため表示できる情報量は多い。
16:9 の画面なので電子書籍には若干不向きかもしれない(画面上下に黒帯が出てしまう)が、
これもやはりスマートフォンの 5 インチ前後の画面で見るのに比べれば、見やすさが雲泥の差である。
漫画も読みやすい。スマートフォンだと読む気が起こらなかったが、これならイケる気がする。
写真をタブレットで見るのは定番かもしれないが、やはり大きめの画面で見るのは良い。
昨今のスマートフォンは高解像度な写真も取れるし、Google フォトの同期を活かして、
撮るのはスマホ、見るのはタブレット、みたいにしていくスタイルもオススメ。快適です。
写真を表示してみた様子。とても見やすい。かわいい。
上記の用途は、私の場合は主に移動中に行うことになるのだが、
前回の記事で触れたように、7 インチという大きさが手頃で持ちやすく、電車のお供してとても優秀。
ついでに ZenClutch で滑りにくいこともあり、片手運用も可能。片手つり革でも大丈夫。
実は ATOK がプリインである。常日頃から ATOK ユーザである私にとってこれは朗報。
というか ATOK 買っているのでプリインじゃなくても良かったんだけど。ATOK オススメ。
これは ZenPad のレビューではない気もするが、ATOK プリインの ZenPad オススメ、ということで。
そこかしこの記事で Z370C はバッテリーのもちが悪い、と言われているような気がするが、
やたら電池を食うような使い方をしない限り、充電しないで丸一日はもつ程度には動いてくれる。
私にとってこれは十分なので、バッテリー面で特に不満を感じることはなかった。
使い方が間違っていなければ(変な期待を持たなければ)、性能がいまいちとはいえ、
十分快適に使っていけるポテンシャルを持っているという印象でした。
今回はこのへんで。… 次回はだめな使い方を紹介していく。
ZenTour2016 にて ZenPad 7.0 (Z370C) を入手するに至った。
ASUS様より無料でいただいた形であるが、レビュー記事をしたためることが条件である。
ので、ここから3つ、ZenPad 7.0 (Z370C) のレビューをしていく。
まず見た目、次に使ってみて良いところ、最後に使ってみて悪いところ、について
書いていこうと思う。
というわけで、見た目編、行きます。
こちらが Z370C with ZenClutch である。
以下はオモテ面。なお、大きさのイメージが伝わりやすいように近くにポンジュースを配置している。
今回は本体だけでなく、周辺アクセサリであるカバーもいただいている。
ZenClutch。結構高いんだよこれ。いやほんとに。値段の甲斐あってか(?)、さながら高級財布のような佇まいである。
以下はウラ面。
この ZenClutch であるが、本革のような雰囲気があり、なんというか、手触りが良い。
ただ、タブレット本体を使う際にはカバーを開いて本体の背面側に折り返す関係上、
タブレット使用中はおそらくその手触りの良い部分に触れることがない。滑り止めにもなりそうなのだが。
少し残念であるが、とはいえ小脇に抱えて持ち歩くにはとても良いことには変わりない。
ZenPad 7.0 (Z370C) は名の通り 7 インチのタブレット。大きさ的には Nexus 7 シリーズとほぼ同等。
Nexus 7 よりも若干薄いかな、と。
そして軽い。公称値は 272 グラム。ZenClutch を着せているので若干重たくなるとはいえ、やはり軽い。
このくらいの軽さであれば、かばんに入れておいても全く気にならないレベルであると感じる。
電源ボタンを押さずともスリープから復帰するのはなかなか快適。
電源ボタンがへたって故障する心配もない点も大きいと思う。
ちなみに当然、カバーをしめたら自動でスリープします。これも快適。
ベゼル、特に左右の枠は狭めであると感じた(他のタブレットと比較したわけではないが)。
以下の画像で伝わるだろうか。
この点も見た目のスタイリッシュさに寄与している点ではないだろうか。
見た目に関しては、高級感があり、大きすぎず、軽く、画面もまあまあ大きく使えていて、良いとこばかりと言っていい。
値段が1万円台であることを考えると、こと見た目に関してはお値段以上であると思われる。見た目オススメ。
ただ、性能に関してはちょっと色々あるので次回の記事で書こうと思うが、、、
性能さえもう少しイケていれば、間違いなく誰にでもオススメできる機種だったと思う。惜しい。
今回はこのへんで。次回は性能について。